輪ゴムにバックスピンをかけるやり方

日本ゴム銃射撃協会の公式競技

 

日本ゴム銃射撃協会では、3つのルールを公式競技と定めています。通常の競技会では、これらの種目を連続ですべて行い、その総得点によって優劣を争うことになります。

 

「マッチボックス」は、射撃基準線から1.6メートル離れたところに70センチの台が置かれ、その上に縦4センチ、横3センチの自立する的を20センチ間隔で5つ並べ、それを5発の輪ゴムによって倒すという競技です。制限時間は1ラウンド5分であり、5ラウンドで1セットとなります。

 

「フライシュート」は、射撃基準線から1メートル離れたところに70センチの台が置かれ、その上に縦5ミリ、横10ミリ、奥行き5ミリの的を20センチ間隔で5つ並べ、30秒の制限時間内にそれを撃ち落とすという競技です。使用する弾数には制限はありません。5ラウンドで1セットとなります。

 

「コインペンドラム」では、射撃基準線から1.2メートルの距離に高さ2.4メートルから1.2メートルの糸で標的を吊るします。この標的は直径22ミリ、厚さ1.5ミリの真鍮の円盤であり、その中心に6ミリ未満の穴を開けてそこに糸を結んで振り子状にしたものです。ちょうど日本の5円玉がこの規定に合致しています。この競技では、制限時間1ラウンド1分の内に何発命中させられるかを競います。3ラウンドで1セットとなります。

 

参加する選手は主に自作のゴム銃を使用しているようですが、その命中精度を上げるために色々と工夫を凝らしているようです。